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コンコンと咳が長引くと皮膚トラブルが悪化?!

2018.1.13 | 脱力系ブログ~ゆたか劇場~, ゆたかのおもしろ日常・気づき・つぶやき, アトピーなどの皮膚トラブルのこと | comment:0

駅前漢方ごじょう荒木豊です。

今年は例年より寒いし、空気も異常に乾燥していますね。

最近こんなご相談がありました。
この寒さで風邪をひいてその影響で咳を発症。

その咳が長引いて、数日間ゴホゴホ・・・痰も絡む
なんだかお肌が乾燥してガサガサ。皮膚疾患があった方だったので皮膚は痒みが悪化し、その部位は赤みが強くなっているとのことでした。

この場合、
咳が長く続いて痰が絡んでいる=肺や気道粘膜など呼吸器系に炎症があり、それにより痰が濃縮している状態にみれます

皮膚の状態までも悪化しているのは、
漢方理論にある肺と皮膚の関係にあります。

「肺」と表裏関係にあるのが「皮膚」。
肺は、体の潤いを散布するところとしてとらえています(宣発作用)

宣発とは・・・
① 肺の気化によって体内の濁気を排出すること。
② 脾によって運ばれた津液(潤い)や水穀の精微(栄養)を全身に散布して皮毛(皮膚)まで運ぶこと。
③ 衛気を宣発する作用により、理(毛穴)の開閉を調節し、代謝産物である
津液を汗として体外に排出すること。

この②の機能のところですが
咳が長引いたこと炎症を持ってうまく皮膚に潤いを届けることが出来ず
結果として、肌が乾燥し痒みも悪化しているとみることが出来ます。

ご相談の方に
咳止めの漢方と皮膚の乾燥対策にローションをお出ししましたが
コーヒーやお酒などをけっこう飲まれて寝不足気味だったので

それらは乾燥を促して肺の炎症を助長してしまうことを伝え
養生もするようにお伝えしておきました。

「肺」と「皮膚」の関係を強く感じた症例なのでした。


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